SEO対策をしたいけど、信用できるSEO会社を見つけるのがむずかしい…。そのような悩みを持っている会社さんや個人さんも多いと思います。
確かにSEOって内容が難しいし、理解しにくい部分も多いし、費用がかなりかかるので、慎重になってしまいますよね。

今回は、信用できるSEO会社さんを見つける為に抑えるポイントをまとめてみました。

「SEO」というキーワードで上位表示されている会社

この事実に気が付いた方はラッキーです（笑）
そもそもSEOを売りにしている会社にも関わらず「SEO」というキーワードで上位になっていないのはおかしな話です。

「SEO対策しませんか？」という営業電話がかかってきたら、まずその会社が「SEO」で何位になっているか確認してみましょう。

逆に、SEOで上位にある会社さんは信用できるかもしれません。※すべての会社が信用できるかはわかりませんが…。

SEOというキーワードはかなり競合が多いキーワードです。
現在もGoogleで検索すると約 531,000,000 件と表示されました。

SEOというキーワードで上位を取れるというのは信用に値するのではないでしょうか。

SEO対策は時間がかかると言ってくる会社

現在のSEOにおいて近道はありません。時間をかけてサイトを大きくしていくしかないと私は思っています。
SEO会社を選ぶ際に「時間がかかる」という事を念押しされる会社さんは信用できるのではないでしょうか。

ほとんどの会社さんは10ページ程度のコーポレートサイトしかもっておらず、そのホームページをSEOで上位表示させるのはとても難しい事なのです。
とにかく、コツコツとアクセスを増やしていくしかないんですよね。

SEO対策というのはお客さんが現在持っているホームページを元に、追加・対策をしていくものなので、すぐに上位表示をさせるなんてことはできません。

普通の規模（10ページ程度）のホームページを持っている会社の場合

SEO対策をしたいと思っている会社さんはほとんどがこのケースに当てはまると思います。

小規模なホームページ・Webサイトの場合、アクセス数は大体100～500/月ぐらいなものです。

お客さんが納得のいくアクセス数（1万～10万/月とか？）に達するまで、少なくとも半年～1年はかかると思います。
にもかかわらず、「弊社に依頼すれば1週間以内に上位表示！」などとうたっているSEO会社があれば、ちょっと疑った方がいいかもしれません。

すでに大規模（数百ページ）のホームページを持っている会社の場合

すでに自分のホームページには数百ページあって、1ページの内容が価値のあるものであれば比較的短期間で上位表示させることも難しくはないかもしれません。
そもそも、数百ページ規模のサイトで価値のあるサイトであれば、すでにある程度のアクセスは集まっていると思います。

SEO対策…というよりは、SEOに準拠したサイトリニューアルという形を取れば、アクセス数はある程度伸びてきます。
数百ページの大規模リニューアルには時間やコストがかかりますが、1か月～2か月程度でなんとかなるのではないかと思います。

間違ったSEO対策の事を詳しく説明してくれる会社

10年前のSEO対策と現在のSEO対策では大きな違いがあります。
昔はブラックハットと言われるSEO対策が主流で、いわゆる裏技みたいな事で上位表示させることが可能でした。
しかし、現在はGoogle側から対策が取られ、ブラックハット手法でのSEOはできなくなったんです。

その裏技では現在上位表示させられないという事をきちんと説明してくれるSEO会社であれば信用できるのかなと思います。

ブラックハットSEOの例

昔はメインのホームページ以外にサテライトと言われるペラサイトを量産し、メインのホームページにリンクする事によって上位表示させることが可能でした。
沢山のサイトからリンクされているという事はそのホームページには価値がある…というGoogleの判断だったわけです。

確かに沢山のサイトからリンクされているという事は人気がある（価値がある）と判断されてもおかしくはありません。

しかし、それを逆手にとったSEO会社が急増したんです。

数百、数千の無意味なサテライトサイトを量産し、リンクを貼るだけで上位表示させることができるのですから楽なものですよね。
そうやって、価値がないサイトでも外部の被リンク対策だけで上位表示できた時代がありました。

今でもそのような仕事をするSEO会社はいますが、ブラックハットのSEOを薦めてくるような会社は確実に怪しいです。

このような事を言われたらかなり怪しいですね…。

正しいSEO対策

Googleがブラックハット手法を見逃し続けるわけはありません。
現在はきちんと対策が取られており、ブラックハットによって上位表示されていたサイトはほぼ全滅しました。

現在のGoogleはどんどん人間の目に近づいてきていると考えてよいと思います。

検索するユーザーにとって、本当に価値のあるコンテンツを正しい形で掲載されているホームページを上位表示させているといったところでしょうか。

だから本当の意味でのSEO対策は「価値のあるコンテンツ（記事）」を作るしかないと思います。
サブ的な意味で言うと「SEOに準拠した形でホームページを作成する」という事が必要です。

価値のあるコンテンツを作るだけでも上位表示を狙う事は可能ですが、正しい形でコーディングを行い、正しく検索エンジンに伝える事は必要なんです。
技術的な部分はかなり専門的になってしまうので、SEOを理解しているWeb製作会社やホームページの内部構造もやってくれるSEO会社にお願いした方がよいと思います。

SEO会社と契約する時にチェックすべき点

SEO会社と契約する時は、必ず契約内容を細かくチェックしましょう。
SEO詐欺という言葉が流行ったぐらいSEO会社は多いのですが、今でも悪徳SEO会社は非常に多いと聞きます。
SEO会社と契約することによって、自社の売上がアップする結果が得られるかどうかを見極めたうえで契約をしましょう。

最低限チェックしておくべき契約内容を以下にまとめました。

初期費用や解約金などについては、SEOサービス以外でも重要な事なので言うまでもないと思います。
ここで特に重要なのは、「検索順位の成果報酬」についてです。

検索順位に対しての成果報酬の落とし穴

「成果報酬 = 安心」

と思っている会社さんも多いと思うので言っておきますが、検索キーワードで10位に入っただけでは売上アップに繋がらないと思います…。
「キーワードで10位以内になったらいくら…」というSEO会社さんが多いのですが、Googleの検索結果で10位になればどれくらい集客できると思いますか？

検索するユーザーの流れは以下のような感じです。

アクセス数が急増するのは3位以上なんです。検索順位の成果報酬タイプであれば3位以内にしないとあまり意味はありません。

検索結果が上位になっても売上アップに繋がらないケース

もう一つ気になるのは、狙ったキーワードの検索順位が10以内に入って売上アップに繋がったかどうかです。

検索からの流入が増えたとしても、そこからコンバージョンに繋がるかどうかは別問題です。
SEO対策をして検索順位を上げるだけでは売上アップに繋がりにくいんです。きちんと自社の商品が売れる所（コンバージョンの増加）までサポートしてくれるかが重要なんですよね。