LPやLPOという言葉をご存じでしょうか?
LPは「landing page」(購買意欲を高めるページ)、LPOは「landing page optimization」(ランディングページの最適化)を指すのですが、自社に売れる自信のある商品はランディングページで売る事がとっても重要なんです。
今回は、商品をより多く売る為のランディングページについてまとめてみました。
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ランディングページとは?
昔はコンバージョン(購入)までのページが多いと、その分離脱してしまうという考え方が一般的でした。
だからほとんどのページは以下のような構成だったんです。
しかし、商品をより良く知ってもらうページを1ページ追加する事により、購買意欲を高めてコンバージョン率が高くなるという研究結果が出され、それからランディングページというものが注目を浴びました。
ページ構成でいうと以下のようになります。
なぜランディングページが必要なのか?
商品そのものを知っている人であれば、商品リンクからすぐ購入ボタンを押すのですが、商品を知らない人にとっては『よくわからないモノ』を買うのはとても勇気のいる事なんです。
商品をあまり知らない人が、商品に興味を持ち、購入したいと思わせるのがランディングページの役割というわけです。
ランディングページに必要な要素とは?
とにかく「商品を買いたい!」「このサービスを受けてみたい!」と思わせるページでなければ意味がありません。
デザイン要素として考えると、綺麗なデザインである事はもちろんですが、閲覧する方達の興味を引くデザインにしなければなりません。
色々なテクニックがあるのですが、それはまた今度という事で…。
そして、ランディングページを作る上で最も重要なのは「テキスト要素」だと私は思っています。
いくらカッコいいデザインのランディングページを作ったとしても、「購買意欲」を高めなければ意味がありません。
いきなり『この商品は良い商品だから買ってください!』『絶対損はさせません!』なんて言葉を使ったとしても、商品を買おうと思う人は少ないと思います。むしろ怪しい…って思って警戒してしまいますよね。そんなテキスト要素では良いランディングページとは言えません。
ランディングページはストーリーがとっても重要なんです。
少しずつ興味を持たせて、商品の良い部分を説明し、消費者が納得した上で購入してもらう。このストーリーがとても重要だと言えます。
『売りたい…売りたい…』という気持ちを少し抑え、消費者に納得してもらうような文章をじっくりと作らなければならないんです。
ランディングページオプティマイゼーションとは?
ランディングページを1枚作ることにより、コンバージョン率が上がる可能性があるという事は理解いただけたと思いますが、次にLPOという考え方を説明します。
例えば、「商品リンク」→「購入ボタン」しかない時の月間売上が100万円だったとします。
そこにランディングページを1枚挟むと売上が150万円になりました。すると1.5倍の売上増になります。
売上が1.5倍になればかなり大きな売上増と言えますが、そこで満足してはいけません。
もっと良いLPを作れば、150万円の売上が200万円に上がるかもしれないんです。大袈裟ではなく、ランディングページを変えるだけで売上が大きな変化をするという事です。
ランディングページを作って売上が上がったあと、次に考える事はもっと売上を伸ばす事になります。
1つのランディンページで終わらず、複数のランディングぺージの効果を試していく必要があるんです。
その中で、もっとも売上が上がるランディングページを使用していく。それがLPO(ランディングページオプティマイゼーション)という事なんです。
ランディングページを作る上での注意点
ランディングページを作成するのはとても難しいんです。ホームページ制作会社にお願いしても30万~って感じだと思います。たった1枚のページなのになぜそんなに高いのか?
それは、ランディングページが売上に直結していて、作成する為のノウハウや経験が必要だからです。せっかく良い商品を売り出したいのに、LP製作費をケチって安く作らせて、ショボいLPが出来上がって、商品が売れなければなんの意味がありません。
ランディングページを作成する時は、勝負をかける時なんです。しっかりとしたノウハウを持った制作会社にお願いしましょう。
いくら商品を売りたいからって他人が作ったLPをパクッてはいけない
我々のようなホームページ制作会社でも他の人が作ったサイトを見て勉強する事があります。しかし、パクッてはいけないんです。
なぜパクッてはいけないかというと、ランディングページは「商品ごと」に作られるものだからです。違う商品のランディングページをパクッても、売れるはずがありません。
自社の商品の魅力をどう伝えるか?をとにかく沢山考えて、オリジナルな文章を作りましょう。
文章が完成したら、ランディングページを作ってくれる会社を探して、綺麗に作ってもらえばいいんです。自社の商品の魅力は自社の人間が一番良く分かっているはずです。
他人の文章を使うより、自分で考えた文章を使った方が絶対に良いランディングページが作れるでしょう。
あと、そもそも他人が作ったLPをパクッたら法律違反なのでやめましょう(笑)
いくら商品を売りたいからって誇大広告になってはいけない
ランディングページを作る上でやりがちなのが「誇大広告」になってしまっているケースです。自社の商品の魅力以上の事を書いてしまっている事があるんです。
それはとても問題な事ですし、消費者を騙す結果になってしまうのでやってはいけないという事なんですね。
ランディングページはあくまでその商品の魅力を伝えて購入してもらう事を目的としなければなりません。
自信のある商品はランディングページで売る まとめ
いかがだったでしょうか?LPとLPOの重要さをわかって頂けたでしょうか?
現在、ほとんどの企業が自信のある商品を売る時にランディングページを使っています。
もし、自社に自信のある商品があるけど、ランディングページを使っていないという方がいたら、一度試してみるのも良いかもしれません。
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