Webデザイナーは基本的にクライアントが言っている事を「正」とし、その通りに作るべきだと私は思っています。
クライアントの言っている事を無視して作り続ければ、必ず仕事はなくなると思っているからです。
だから基本的にはクライアントの意見を100%飲む感じでいいと思います。…しかし、たまにWebデザイナーはクライアントの意見を無視する時があるんですよね。
その辺りの考えを記事にまとめてみました。
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Webデザイナーはより良い形を模索している
クライアントはWeb製作のプロという訳ではないので、ちょっと違和感のある指示が飛んで来たりします。
「このようにすればもっと良くなるのに…」
「なんでこんな形にするんだろう?」
という疑問が出てくるのは日常茶飯事です。
クライアントとかなり近い位置で仕事をしている場合は、直接意見をする事ももちろんありますが、すべてがそのような状況であるとは限りません。
代理店さんを1社挟んでいる場合や、代理店さんを2社挟んでいる場合もあるんです。
そのような時は意見を通しずらいんですよね。
代理店さんも面倒臭がっちゃったりするし、クライアントの言いなりな代理店さんもいますからね。
より良い形があるのに提案できないという事も多いんです。
どのような時にWebデザイナーがクライアントの意見を無視するのか?
もちろん悪い意味での「無視」ではありません。良い意味の話です。
例えばボタンの色や位置、レイアウトなどが細かく指定されてきたとします。
ただ、その色や配置、デザインはとてつもなくひどいものです。
そこで、クライアントの意見を一回無視して、自分が良いと思う形で提案してみるんです。
もちろんではありますが、全然別物を作ってはいけません。
最低限許される範囲で「無視」をするといった感じでしょうか。
別物を作ってしまうと確実に怒られます(笑)
ギリギリ許されるであろう範囲で自分が良いモノを作って提出してみちゃうんです。
クライアントは「あれ?ちょっと指示と違うな…」と当然思うはずです。
そこで、「指示通りに作ってください」という意見が返って来たなら、あなたの主張は失敗した事になります。
指示通りに作り直して再提出しましょう。
もし、「あれ?ちょっと指示と違うな…でも、こっちの方がいいかも。採用!」となれば、あなたの主張は成功した事になります。
ちなみに私はこの手の主張を結構やっちゃいます(笑)
せっかく良いものを作りたいと思っているのに、それを提案できないなんて寂しすぎるので…。
『言葉を使わない主張』って所でしょうか。
指示通りじゃないと怒られるのが怖かったり、ちょっと自信がなければ2案提出しちゃえばいいんです。
2案(もしくは3案)提出して怒ってくるクライアントはいません。
まとめ
私はいつからかWeb製作が「お金の為に作る」から「良いモノを作りたい」に変わりました。
その気持ちの変化から、仕事が増え、収入もアップしました。
結局クライアントは良いモノを作りたいと思っているから当然なんですけどね。
仕事として受けている以上、基本的にクライアントの意見は絶対ですが、たまにはクライアントの意見を無視して、良いモノを提案してみるというのも必要だと私は思っています。
Webデザイナーがクライアントの指示を無視する時、それは『自分の意見に絶対の自信がある時』ではないでしょうか。
Webデザイナーあるある
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