Web製作をしていると、ランダムに表示したいなぁ…って思う事ってありませんか?そこで登場するのがrand関数です。ランダムにはざっくり分けて、「完全(自然)なランダム」と「疑似的なランダム」があります。
完全なランダムは、何が出るかわからない状態で、1が100回連続で出るかもしれないし、1が一回も出ないかもしれない。
疑似的なランダムは、○○%に振り分けて偏りがないようにランダム表示するというやり方です。
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完全ランダムなおみくじを作成する
ビジネスでランダム系のスクリプトを書くときは、偏りが出過ぎるといけないので疑似的なランダムを使う事が多いかもしれませんが、ちょっとした簡単なコンテンツであれば、完全なランダムを使う事もあります。
今回は何が出るかわからない方の「完全なランダム」なおみくじを作ってみました。
フロントのページを作成する
特に装飾はなにもありません。「おみくじを引く」というテキストにリンクを張っただけのシンプルなものにしました。
通常はもっとデザインしますが、今回は「ランダム部分」がメインですので…。
index.html
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<html> <body> <a href="omikuji.php">おみくじを引く</a> </body> </html> |
次にランダム関数を使っておみくじ部分を作成する
omikuji.php
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<?php $random = rand(0,2); ?> <html> <body> <img src="img/<?php echo $random;?>.jpg"> </body> </html> |
こちらもかなり簡単な書き方をしました。
rand関数を使って0からはじまる3つの数字「0,1,2」の中から一つ選んで$randomの中に入れて、その「$random」.jpgを表示しているという形になります。※1から始めたい場合は、「0」の時に1を指定します。
0.jpgには大吉の画像を、1.jpgには中吉の画像を、2.jpgには大凶の画像を用意すれば、簡単なおみくじの完成です。
このままだと何回引いても違う結果になってしまう。
omikuji.phpでF5ボタン(更新ボタン)を押すと何回も違う結果が出てしまいますよね…。これだとせっかくのおみくじが台無しです。そんな時は、クッキーをくわせて「一回引いたらその日はおみくじを引けなくする」という処理を加えてあげればいいかなと思います。
それはまたの機会に…ということで。
rand関数を使って簡単なおみくじを作ってみた まとめ
今回はrand関数を使って簡単なおみくじを作ってみましたが、phpはちょっとしたスクリプトを書いたりするのにすごく便利なんですよね。C言語なんかと違ってコンパイルする必要もないし、型を使わなくてもいいから簡単!遊びながら楽しくコンテンツを作れる気がしますよね。
PHPの変数って何?変数をWeb上で表示する方法
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