今時のWebデザイナーはデザインだけできれば生き残れるという甘いものではないような気がします。

プログラムをガリガリ書けるようにならないといけない！という程ではないものの、ある程度の知識を持っておかなければならないと思っています。
その中でもなんとなくでもいいから理解しておくべきものとして「サーバーとクライアント」の関係があります。今回は、Webにおけるサーバーとクライアントの関係について私の理解している限りでまとめてみました。

Webクライアントって何？

Webクライアントを簡単に説明すると、あなたが持っているパソコンの事です。もっといえばWebブラウザ（Chrome,IE,Firefoxなど）の事を指します。

「クライアント依存だなぁ…」なんて言葉を聞く事があるかもしれませんが、Choromeでは正しく表示されているのに、IEでは正しく表示されない…といったケースは「クライアント依存」と当てはまります。

Webクライアントとして考えると、先ほどお話ししたブラウザ系の事を指し、サーバーに接続する為のFFFTPWinSCPなどは、サーバーに接続する為のFTPクライアントなどと言われています。
Webのクライアントは色々なサーバーにあらゆる要求をして、その要求の返答に応答して利用する…って感じでしょうか。

Webサーバーって何？

Webサーバーを簡単に説明すると、ホームページに必要な素材やHTMLなどのファイルが入っている箱の事です。正直、このWebサーバーを説明するのがすごく難しいんですよね…。

Webサーバーって、作り方や使用用途によって全然仕組みが違うので説明しだしたらキリがありません。

Webサーバーを作るのは大変…

私は昔Webサーバーをテストで作ってみた事があるのですが、これはもう大変…。2度と作りたいと思いません。

その作業を簡単に説明すると「LinuxでWebサーバーを作った。ディストリビューションはcentOSを使い、PHPやApacheなどをインストールした」って感じです…。真っ黒な画面で延々とコマンドを打ちながらインストールする作業は正直しんどかったです。
私は基本的にはWebデザイナーなのでここまでする必要はなかったのですが、これを経験する事により、知識は蓄えられたかなぁ…って思っています。

今は安価でしっかりしたレンタルサーバーがあるので、大掛かりなシステムを作らない限り、Webサーバーなんて自分で作る必要はないと思いますがね…。

ちょっと話がそれました…。すいません。

Webサーバーの簡単な説明

最後にWebサーバーをざっくり説明すると「Webクライアント」が要求してきたものに対して返答するのが「Webサーバー」です。

サーバーの種類としては、Webサーバー以外にもDNSサーバー、FTPサーバー、メールサーバー、ストレージサーバーなどなどその他にも沢山あります。ちなみに「サーバ」と呼ぶ人もいます。どっちが正しいんだろう…？

サーバーとクライアントの簡単な説明

当サイトのURL(https://web-dsn.com)をブラウザのアドレスバーに入れると、当サイトのトップページが表示されますよね？

（1）ブラウザのアドレスバーにURLを入れる（クライアント）
（2）サーバーからブラウザへ情報を渡す（サーバー）
（3）サーバーからきた情報を表示する（クライアント）

こんな感じでしょうかね。

私のサーバーとクライアントの知識はこんなものです…。

ネットワークエンジニアの方や、プログラマの方が見たらどう思うんだろう…？間違っている部分もあるかも…。なんて思いながら記事にまとめてみました。
私は基本的にはWebデザイナーですが、エンジニアの方やプログラマの方ともっと近い関係でお仕事したいという気持ちから様々な勉強をしました。

私のように完璧に理解していなかったとしても、やはり少しでも知識があると話がわかりやすいという事もあるので、全くわからないという方はこの機会に勉強してみるのも良いかもしれません。
私ももっともっと知識を深めないと…とこの記事を書きながら思っています。